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2004.11.15

QED既刊読了

QED百人一首の呪
著者名:高田 崇史 出版社:講談社 出版年:1998.12 ISBN :4061820443

ちょっとした勘違いで[注1]今年の5月頃から読み始めた「QED」シリーズ(講談社ノベルズ/高田崇史)既刊
・百人一首の呪
・六歌仙の暗号
・ベイカー街の問題
・東照宮の怨
・式の密室
・竹取伝説
・竜馬暗殺
・鎌倉の闇
を読了。

思いっきりはしょると、主人公「棚旗奈々(たなはたなな)」が各種事件に巻き込まれ(いや、そうでもないものもありますが)、大学時代の先輩である「桑原崇(くわばらたかし)」がその事件を解決する、というのが基本展開です。二人とも職業は薬剤師であるため警察とのコネクションがなく、これでは推理劇として基本情報すら入手できません。この部分を解決するため桑原の大学時代の同期「小松崎良平(こまつざきりょうへい)」が「フリーのジャーナリストで叔父が警察関係者」という役回りに設定されています。ネタ的には「殺人事件の謎解きをしていく過程において、日本史の謎解きも行われる」というもので(例外は「ベイカー街の問題」のみ)、殺人事件より日本史ネタの方に(かなり)重点が置かれています。つーか、多分著者は日本史ネタが書きたくて書いているのだと思います。

「日本史の謎」とか言うとそれだけで敬遠する人もいるかもしれませんが、題材自体はポピュラーなものばかりです。実在の古文書や史跡等を推理でつないでいくことによって、「な、なんだってー!?(AA略)」という結論に結びつけるところが楽しいです。(そういう意味では個人的に「竜馬暗殺」だけちょっと残念……ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが)。私はあまり日本史そのものに詳しいわけではないので(共通一次試験[注2]は「日本史/政経」で受験しましたが)正直言ってこのシリーズで推理の根拠として挙げられている古文書等が「実在するのかどうか」すら不明なのですが、もしそれが存在しないものだとしても、十分楽しませてくれます。

未読の方へのアドバイスとしては、「邪馬台国はどこですか?」(創元推理文庫/鯨統一郎)を読んで面白いと思った人は受け入れやすいような気がします。ちなみにキャラ萌え度は低い、かな?棚旗姉妹はもうちょっとがんばってください(ナニをだ?)。

邪馬台国はどこですか
著者名:鯨 統一郎 出版社:東京創元社 出版年:1998.05 ISBN :4488422012

[注1]実は「Q.E.D.」(講談社コミックス/加藤元浩/既刊19巻)のノベライズかなんかだと思って(間違って)買ったんだったりして……

Q.E.D 証明終了 1
著者名:加藤 元浩 出版社:講談社 出版年:1998.12 ISBN :406333659X

[注2]昔は「センター試験」のことをこういったんですよ……

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