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2006.01.08

「大奥 1」読了

大奥 1
著者名:よしながふみ 出版社:白泉社 出版年:2005.09 ISBN :4592143019
積読山脈造山中(うさぎ屋さん)のエントリで教えていただいた本。本屋さんで探したけれど見当たらなかったので(すごく売れてるのかな?)amazonで購入したところ、先ほど届きました。

いや、これは面白い!掲載誌は月刊メロディ(白泉社)…って、申し訳ないけど全然知らなかったッスよ、その雑誌。うさぎ屋さんに教えてもらわなかったら一生この作品の存在自体知らなかったカモ。ありがとうございます。

若い男性ばかりが死亡する疫病が突如流行して80年、男女の人口比が1:4になっているとう江戸時代の「大奥」を舞台にしたお話。実は最初読み始めたところで「80年くらいで習慣や社会システムが人々の記憶から薄れたりするもんだろうか?」と思ったのですが、ネットで「1926年」(大正15年・昭和元年)を調べてみたところ、

1926年に設立された会社  豊田自動織機(車ではなく自動織機)→ってことは、大衆車はまだまだ先  日本放送協会→もちろんラジオですよ  クラレ→クラリーノのランドセルもなし 1926年の物価  はがき 1銭5厘→単位が「銭と厘」!  単行本 1册2円から2円50銭 1926年の科学  史上初の液体燃料によるロケット打ち上げ  テレビ伝送実験に成功(ブラウン管に「イ」の字) 1926年の社会インフラ  東京中央電話局京橋分局で、日本初の自動交換方式を採用  東海道本線の国府津−小田原間の電化が完成  青森−函館間の電話開通。北海道との初の電話連絡

 ※ザ・20世紀を元に抜粋加筆


うは、これは全然想像できない!(知識としてはあっても)近代化の進んだ明治以降ですらこれなのだから、江戸時代が舞台なら全然問題ない世界設定です。

で、こんな世界を舞台に暴れん坊将軍吉宗(もちろん女)が改革を進めるなかで、世界の謎を追求しようとする(なぜこんな社会になったのか?)、というお話。どうせ祐之進と吉宗のラブロマンスへと展開していくんだろ〜(星界シリーズみたいに)とか侮ってたら、いきなり小気味よく裏切られました。吉宗様、男らし過ぎ(笑)いや〜、次巻が楽しみです。

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コメント

 お気に召したようで、なによりです。おもしろいですよね〜。
 もう続刊が待ち遠しいです。

投稿: うさぎ屋 | 2006.01.08 15:30

いつも面白い本を教えていただき、本当にありがとうございます。

吉宗様が「よくある美女系」顔ではないところがいいですね。個人的には久通が気に入ってます(笑)

投稿: 子供相談室 | 2006.01.08 16:54

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受信: 2006.10.28 15:02

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