2006.01.04

古畑任三郎 殺人事件ファイル

1/3〜5の三夜連続で「古畑任三郎ファイナル」が放送中ですが。

古畑任三郎
著者名:三谷幸喜 出版社:フジテレビ出版 出版年:1994.06 ISBN :4594014704
初放送時からこのシリーズが好きで、発売されているLDやらDVDもすべて持っている私です。この本は発売当時書店で「あとがき」を読んだところ、
これは、フジテレビ系列で放送された連続ドラマ「警部補・古畑任三郎」の小説版である。テレビドラマをノベライズする場合、大抵の脚本家は多忙なので、名前だけ貸して別の作家が成り代わって書くのが通例らしいのだが、私は正直者なので自分で書いた。
と書いてあったのが心にヒットして即購入。買ってよかった。

ノベライズに際し、TVオンエアを見て著者が「こうすればよかった」という点はすべて直されており、また徹底して犯人側からの描写を行っているので(もともとTV版でも少ない)古畑の心理描写は皆無。さらに西村雅彦演じる今泉は登場しません。しかしTV同様面白い。基本的に短編集なので、時々本棚からひっぱり出して、1話だけ読んだりしています。

TV版のファンの方にお勧めです。(まあ、当然だいたいのファンはすでに読んでいるような気もしますが)三谷幸喜は他のエピソードや新作もこの調子で発表してください。

ちなみに主役の田村正和。この人はドラマ/映画以外のトーク番組やバラエティに出演しないことで有名で、その理由は「私の仕事は役者で、伝えたいことは演技ですべて伝えているから」だとか(伝聞)。プロの仕事はかくあるべきなのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.12.20

喫煙者のユーウツ 煙草をめぐる冒言

「自由は死すともタバコは死せず!」(山田風太郎)


喫煙者のユーウツ
著者名:シガー・ライターズ・クラブ
出版社:TOKIMEKIパブリッシング
出版年:2004.03
ISBN :404894522X


愛煙家はとりあえず買って読むのが吉。特にまわりに理解のない嫌煙者がいる愛煙家にオススメ。

だいたい発ガン率の実験、つってもラットの背中にタールを塗りつけて実験されてもなあ…オレ、背中にタールがへばりつくような吸い方してないし。知人の医者(愛煙家)から「免疫学だかなんだかのテキストにタバコと発ガン率の話が【意図的に統計操作をして間違って結論が導き出された】事例として載ってる」とかいう話を聞いたこともあるしなあ…

まあ、マナーを守ってない場合は注意されても当然ですが、今の嫌煙キャンペーンはちょっと異常な気がします。コレとか。身体にも社会にも悪影響を及ぼす、ってんなら「酒」の方が絶対ヤバいと思うんですけどね。煙草の吸いすぎで人殺したり交通事故起こしたり女性に不埒なマネをしたって話、聞いたことないもん。

嫌煙の方のご高説は昔から(今はなきFSMOKE@nifty等で)気が遠くなるほど聞いていますので、そういうコメントはお断りします(笑)ここは私のブログなので、そういうことを書きたい方はTB張ってもいいから自分のブログに書いてください。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.12.17

レベルE(全3巻)

レベルE Vol.1
著者名:冨樫義博 出版社:集英社 出版年:1996.03 ISBN :4088720717
冨樫義博といえば「ハンター×ハンター」ですが(?)、ジャンプ本誌の連載も滞りがちで欲求不満気味の読者も多いハズ(←控えめな表現)

そんなアナタに本作。ブラックさと詰め将棋チックな展開(私の考える冨樫義博作品のエッセンス)が程よくミックスされていて、なおかつ3巻でちゃんと完結している!10年前の作品ではありますが、今読んでも全然古くなく絵も一生懸命描いてます(ぉぃ

仕事で疲れたときなんかに、DVDでも見る感じで一気に読み返すのに最適です。特に「ハンター×ハンター」しか知らない人にオススメ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.06.17

代打屋トーゴー( 講談社漫画文庫版、全10巻)

代打屋トーゴー 1
著者名:たかもち げん 出版社:講談社 出版年:1996.03 ISBN :406260213X

普段は東京都某区役所の土木課勤務のダメ職員、吉本大介31歳。実は「パーフェクト・ピンチ・フォロー・オフィス」の所長、トーゴー。殺人と営利誘拐以外ならどんな仕事も(本人が納得すれば)引き受ける。いや、納得していないけど懐具合で引き受けることも多いけど。

作者は故たかもちげん氏(2000年死去)。氏の作品として一般的に認知度が高いのは、TVドラマ化もされている「警察署長」だろうけど、そのベースとなっているのは本作ではないかと思います。椎名啓介(警察署長)が日常生活にありがち(?)な事件を公務員の枠内でスマートに解決していくのに比べると、トーゴーはあまりかっこよくない。でも、かっこよくないけどカッコイイ。事件の舞台が主に裏世界(=警察に頼れない依頼者)ということもあり、かなり無茶な展開も多いが、それはそれで許せるお話になっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)